黒鯛(チヌ)は、刺し身にするとまずいというのは、本当でしょうか?
実は、そんなことはありません!
「黒鯛(チヌ)は、刺し身にするとまずい」というのは、鮮度や臭みが悪いからであって、魚の質が悪いからではないのです。
そもそも、その味の印象は鮮度や臭みに左右されることが多いのが事実です。
ホント黒鯛は美味しいよ!
スーパーで黒鯛見つけるとテンション上がっておねだりしてるよね
そんな誤解のある黒鯛ですが、この記事では「黒鯛(チヌ)の魅力や美味しさを引き出す方法」について紹介しています。
黒鯛(チヌ)の鮮度の確認方法や臭みの解消方法、刺し身以外の美味しいレシピなど、知って得する情報が盛りだくさんです。
黒鯛(チヌ)を美味しく楽しみたい方は、ぜひ参考にしてくださいね^_^
ちなみにこちらの記事もオススメなので、ぜひチェックしてください!
お刺身を作る際にあると便利な調理グッズはこちらでチェック↓↓
>>なぜ黒鯛(チヌ)の刺し身はまずいのか?理由や口コミ、評判をチェック!
黒鯛(チヌ)の刺し身は、まずいというイメージが世間には多くあります。
その理由は、黒鯛(チヌ)の食性や体の特徴、刺し身にする際の扱い方等にありそうです。
この章では、黒鯛(チヌ)の刺し身をまずいと感じる原因と、実際に食べた人の口コミや評判を紹介します!
黒鯛(チヌ)がまずいと言われる原因は?
黒鯛(チヌ)の刺し身の評判があまり良くない理由は、主に以下の3つのようです。
- 臭みが気になる:黒鯛は海底の泥や砂でエビやカニを食べるため、時に泥臭さやエビ臭さが刺し身に残ることがあります。
内臓や血合いを丁寧に取り除かないと、臭みが強調されがちです。 - 歯ごたえが不足:黒鯛は筋肉が柔らかく、脂肪が少ないため、刺し身にすると歯ごたえが不足し、もっちりとした食感になりがちです。
切り方や切り身の厚さにも注意が必要です。 - 味が淡白:黒鯛は淡白な味わいの魚であるため、刺し身にすると味が薄く感じられることがあります。
鮮度や保存方法に気をつけないと、味がさらに失われます。
これらの理由から、黒鯛の刺し身に関する口コミや評判には、不満が多いようです。
たしかに臭い個体もいると聞いたことはあるねぇ。
ウチはまだ臭いのは当たったことないよね
原因が分かったところで、次は実際のクチコミを見てみましょう!
黒鯛(チヌ)の刺し身の口コミや評判
黒鯛(チヌ)の刺し身については、インターネット上にも多くの口コミや評判があります。
以下に、いくつかの意見を紹介します。
- 「泥臭い黒鯛の刺し身は、醤油やわさびでもごまかしきれなかった。」
- 「歯ごたえがない刺し身は、薄すぎて食べ応えがなかった。」
- 「淡白な味の黒鯛刺し身は、鮮度が悪くて美味しさが感じられなかった。」
- 「黒鯛の刺し身は、不快な臭いがして、酢飯との相性も良くなかった。二度と口にはしない。」
- 「刺し身にするとまずいと聞いていた黒鯛を食べてみたが、本当に味が悪かった。
なぜこんなに臭いのか理解できない。
普段は魚の刺し身が好きなのに、がっかりだった。」 - 「以前から黒鯛の刺し身はまずいという印象があったが、湯引きしてみると全く別物だった。
臭みがなく、プリプリとした食感で美味しかった。
湯引きの方法を教えてもらったおかげで、黒鯛の刺し身が好みになった。」
以上様々な意見がありますが、ネガティブなものが多いですね。
ただ、最後に、食べ方を変えることによってとても黒鯛の刺し身が好きになったという意見もありました!
この情報をもとに、次の章では、黒鯛(チヌ)のおいしい食べ方を紹介していきます!!
黒鯛(チヌ)の刺し身は実はおいしい!驚くほど美味しくなるコツと、極旨レシピを紹介!
黒鯛(チヌ)の刺し身は、まずいというイメージがありますが、実はおいしい食べ方があります!
そのコツは、黒鯛(チヌ)の身に含まれる、匂いの原因を中和することです。
この章では、黒鯛(チヌ)の刺し身を驚くほど美味しくする方法を紹介します!
また、刺し身以外にも美味しく食べる、塩焼きや煮付け、唐揚げなどの極旨レシピも紹介していきます!
ちなみに、どんな魚でも塩を使って身の中のドリップ(臭みの元)を抽出する方法も基本だよ
下の記事中の「ヒラメの柵の熟成方法」の中で詳しく解説してるので、ぜひ参考にしてください
黒鯛(チヌ)の刺し身を美味しくするコツ!
黒鯛(チヌ)の刺し身を美味しくするコツは、酢や柑橘類の果汁を使うことです。
酢や柑橘類の果汁には、クエン酸や酢酸という成分が含まれています。
これらの成分は、黒鯛の臭みの原因の成分と反応して、臭みを中和させることが出来ます。
そのため、酢や柑橘類の果汁を黒鯛(チヌ)の刺し身にかけると、臭みが消えて、とても美味しくいただけるんですよ\(^o^)/!!
酢や柑橘類の果汁を使う方法は、いくつかあります。
例えば、以下のようなものです。
- 酢飯に乗せて、寿司にする。
- 酢と砂糖と塩で味付けした酢の物にする。
- 酢と醤油とみりんで作った南蛮漬けにする。
- 柚子やレモンなどの果汁をかけて、カルパッチョにする。
- オレンジやグレープフルーツなどの果肉と一緒に盛り付けて、サラダにする。
これらの方法は、黒鯛(チヌ)の刺し身のまずさを解消するだけでなく、栄養価や見た目も良くすることができますよ!
酢や柑橘類の果汁には、ビタミンCやクエン酸などの成分が含まれています。
これらの成分は、疲労回復や免疫力の向上などの効果があります。
また、酢や柑橘類の果汁の色や香りは、黒鯛(チヌ)の刺し身の白や灰色の色味を引き立てて、食欲をそそります!!
黒鯛(チヌ)を美味しく食べるレシピ!!
黒鯛(チヌ)の刺し身は、酢や柑橘類の果汁を使うことで、おいしく食べることができます。
しかし、刺し身以外にも、塩焼きや煮付け、唐揚げなど、さまざまな極旨レシピに挑戦できる魚です♪
ここからは、黒鯛(チヌ)のおいしい食べ方を、簡単で美味しいレシピとともに紹介します。
黒鯛(チヌ)の塩焼き
黒鯛(チヌ)の塩焼きは、シンプルで定番の料理です。
黒鯛(チヌ)の身は、ふっくらとしていて、旨味があります。
塩で味付けすることで、その旨味を引き出すことができます。
塩焼きの作り方は、以下のようになります。
作り方:
- 黒鯛(チヌ)は、血抜きや内臓処理をして、洗って水気をふき取ります。
- 黒鯛(チヌ)に切り込みを入れて、塩をまぶします。
塩は、魚の重さの1%程度が目安です。 - フライパンに油をひいて、中火で熱します。
黒鯛(チヌ)を皮目から焼きます。
両面に焼き色がつくまで、約10分ほど焼きます。 - 器に盛り付けて、レモンや大根おろしを添えて、完成です。
黒鯛(チヌ)の塩焼きは、簡単に作れて、おいしい料理です。
塩とレモンや大根おろしの酸味が、黒鯛(チヌ)の旨味を引き立てます。
ご飯のお供にぴったりです。
黒鯛(チヌ)の煮付け
黒鯛(チヌ)の煮付けは、甘辛い味付けが特徴の料理です。
黒鯛(チヌ)の身は、煮ると柔らかくなって、味がしみ込みます。
煮付けの作り方は、以下のようになります。
作り方:
- 黒鯛(チヌ)は、血抜きや内臓処理をして、洗って水気をふき取ります。
一口大に切ります。 - 鍋に水と酒とみりんと醤油と砂糖を入れて、中火で煮立てます。
これが、煮汁です。
煮汁の量は、魚が浸かるくらいで十分です。
煮汁の味は、好みで調整してください。 - 煮汁が煮立ったら、黒鯛(チヌ)を入れます。
アクを取りながら、弱火で15分ほど煮ます。 - 器に盛り付けて、白いりごまや青ねぎを散らして、完成です。
黒鯛(チヌ)の煮付けは、甘辛い味付けが、黒鯛(チヌ)の旨味を引き出します。
白いりごまや青ねぎの風味が、アクセントになります。
これまたご飯が進みます。
黒鯛(チヌ)の唐揚げ
黒鯛(チヌ)の唐揚げは、白身魚の旨味とサクサクの衣が美味しい料理です。
自分的にはこれ推しです!!笑
作り方は簡単で、以下のようになります。
作り方:
- 黒鯛(チヌ)は、血抜きや内臓処理をして、洗って水気をふき取ります。
一口大に切ります。 - ボウルに片栗粉を入れ、黒鯛(チヌ)を加えてまぶします。
余分な片栗粉ははたき落とします。 - フライパンに油をひいて、中火で熱します。
黒鯛(チヌ)を入れて、両面にきつね色になるまで揚げます。
油をきって、お皿に盛り付けます。 - 好みでレモンやポン酢をかけて、完成です。
ちなみに、黒鯛(チヌ)の唐揚げは、シンプルな塩味で食べても美味しいですが、甘酢あんかけにすると、ご飯のおかずにもなります。
黒鯛(チヌ)の唐揚げ→甘酢あんかけ
甘酢あんかけの作り方は、以下のようになります。
- 鍋に水と酢と醤油と砂糖とみりんを入れて、中火で煮立てます。
これが煮汁です。
煮汁の量は、唐揚げが浸かるくらいで十分です。
煮汁の味は、好みで調整してください。 - 煮汁が煮立ったら、水溶き片栗粉を少しずつ加えて、とろみをつけます。
これが甘酢あんです。 - 甘酢あんを唐揚げにかけて、白いりごまや青ねぎを散らして、完成です。
黒鯛(チヌ)の唐揚げの甘酢あんかけは、甘酢あんの酸味と唐揚げの旨味が絶妙に合います。
白いりごまや青ねぎの風味がいいアクセントになります。
黒鯛(チヌ)の栄養価や効能を知ろう!健康に良い成分や注意点を解説!
ここまでくれば、黒鯛(チヌ)はまずいというイメージは相当消えたと思いますが、実は栄養価も高く、健康に良い魚です。
この章では、黒鯛(チヌ)に含まれる健康に良い成分や、その効能を紹介します。
また、黒鯛(チヌ)を食べる際の注意点も解説します。
黒鯛(チヌ)に含まれる健康に良い成分
黒鯛(チヌ)には、以下のような健康に良い成分が含まれています。
- タウリン:タウリンは、アミノ酸の一種で、血圧やコレステロールを下げる効果があります。
また、肝臓の働きを助けたり、疲労回復やストレス軽減にも役立ちます。
黒鯛(チヌ)は、タウリンが豊富に含まれている魚のひとつです。 - DHA:DHAは、オメガ3脂肪酸の一種で、脳や目の健康に欠かせない成分です。
DHAは、記憶力や学習能力を高めたり、認知症やうつ病の予防にも効果があります。
黒鯛(チヌ)は、DHAが多く含まれている魚のひとつです。 - カルシウム:カルシウムは、骨や歯の形成に必要なミネラルです。
カルシウムは、骨粗しょう症や歯周病の予防にも効果があります。
黒鯛(チヌ)は、カルシウムが豊富に含まれている魚のひとつです。
特に、骨や内臓を丸ごと食べると、カルシウムの摂取量が増えます。
以上が、黒鯛(チヌ)に含まれる健康に良い成分の一部です。
他にも、ビタミンB群や鉄分などの栄養素が豊富に含まれています。
黒鯛(チヌ)は、栄養バランスの良い食材と言えます。
黒鯛(チヌ)に含まれる成分の効能
黒鯛(チヌ)に含まれる健康に良い成分は、さまざまな効能を持っています。
例えば、以下のようなものです。
- 高血圧や動脈硬化の予防:タウリンやDHAは、血圧やコレステロールを下げる効果があります。
これにより、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立ちます。 - 脳や目の健康の維持:DHAは、脳や目の細胞の構成成分です。
DHAを摂取することで、脳や目の機能を維持したり、改善したりすることができます。 - 骨や歯の強化:カルシウムは、骨や歯の形成に必要なミネラルです。
カルシウムを摂取することで、骨や歯を強化したり、骨粗しょう症や歯周病の予防に役立ちます。
以上が、黒鯛(チヌ)の効能の一部です。
他にも、疲労回復やストレス軽減、貧血の予防などの効果があります。
黒鯛(チヌ)は、健康に良い食材と言えるでしょう!
黒鯛(チヌ)を食べる際の注意点
黒鯛(チヌ)は、栄養価が高く、健康に良い魚ですが、食べる際には、いくつかの注意点があります。
例えば、以下のようなものです。
- 鮮度に注意する:黒鯛(チヌ)は、鮮度が落ちやすい魚です。
そのため、刺し身にするときは、新鮮な魚を選び、血抜きや内臓処理を丁寧に行う必要があります。
また、刺し身にした後は、すぐに食べるか、冷蔵庫で保存することが大切です。
室温で放置すると、鮮度が落ちて、まずくなります。 - 臭みを消す工夫をする:黒鯛(チヌ)は、その食性により、匂いのキツい個体がいます。
そのため、刺し身にするときは、酢や柑橘類の果汁をかけると、臭みを消すことができます。
また、刺し身にする前に、魚の表面を熱湯でさっとゆでると、臭みを抑えることができます。
この方法は、湯引きと呼ばれます。 - 骨に気をつける:黒鯛(チヌ)は、骨が細くて多い魚です。
そのため、食べるときは、骨に気をつける必要があります。
特に、小さな子供やお年寄りは、骨がのどに刺さったり、誤って飲み込んだりする危険があります。
そのため、食べさせるときは、骨を取り除いたり、細かく刻んだりすることが大切です。
以上が、黒鯛(チヌ)を食べる際の注意点です。
これらの注意点を守ることで、黒鯛(チヌ)を安全においしく食べることができますよ。
黒鯛(チヌ)の選び方や保存方法を覚えよう!新鮮な魚を見分けるポイントや冷凍・冷蔵方法を紹介!
黒鯛(チヌ)の刺し身は、鮮度が命です。
新鮮な魚を選ぶことで、臭みを防ぎ、おいしく食べることができます。
この章では、黒鯛(チヌ)の選び方や保存方法を紹介します。
新鮮な魚を見分けるポイントや、冷凍・冷蔵方法を覚えて、黒鯛(チヌ)をマスターになりましょう。笑
黒鯛(チヌ)の選び方
黒鯛(チヌ)の選び方は、以下のようなポイントに注意してください。
- 目:目は、鮮度のバロメーターです。
新鮮な魚は、目がぱっちりとして、透明感があります。
古い魚は、目がへこんで、曇っています。 - 皮:皮は、色や光沢に注目します。
新鮮な魚は、皮が鮮やかな色で、艶があります。
古い魚は、皮がくすんで、ぬめりがあります。 - 鰓(エラ):鰓は、色や臭いに注意します。
新鮮な魚は、鰓が赤やピンク色で、臭いがありません。
古い魚は、鰓が茶色や黒色で、臭いがします。 - 身:身は、弾力や水分に注目します。
新鮮な魚は、身がぷりっとして、水分が多く、切り口がきれいです。
古い魚は、身がふにゃっとして、水分が少なく、切り口がぼろぼろです。
以上が、黒鯛(チヌ)の選び方のポイントです。
これらのポイントを確認して、新鮮な魚を選びましょう。
特に、奇形やコブがあるものなどは避けましょう!
良くないものは、明らかに見て分かるとおもいます
黒鯛(チヌ)の保存方法
黒鯛(チヌ)の保存方法は、以下のようになります。
冷蔵する場合は、魚を水洗いして、水気をふき取ります。
ラップビニール袋に入れて、冷蔵庫の冷やす部分に入れます。
冷蔵庫の温度は、4℃以下に設定してください。
冷蔵の場合は、購入した当日か翌日に食べることが望ましいです
冷凍する場合は、魚を水洗いして、水気をふき取ります。
ラップやビニール袋に入れて、空気を抜いてから、冷凍庫に入れます。
冷凍庫の温度は、-18℃以下に設定してください。
冷凍の場合は、1ヶ月以内に食べることが望ましいです。
解凍するときは、冷蔵庫でゆっくりと解凍してください。
室温で解凍すると、魚の品質が落ちます。
以上が、黒鯛(チヌ)の保存方法です。
これらの方法を守ることで、黒鯛(チヌ)を長持ちさせることができます。
まとめ!黒鯛(チヌ)は美味しい魚!!
この記事では、黒鯛(チヌ)の刺し身のまずさに驚いたあなたへ、おいしく食べる方法を伝授しました!
黒鯛(チヌ)は、鮮度や臭みに気をつければ、酢や柑橘類の果汁を使って、とっても美味しい刺し身にすることができます。
また、塩焼きや煮付け、唐揚げなど、さまざまな極旨レシピにもアレンジできる魚です。
黒鯛(チヌ)は、栄養価が高く、健康に良い成分がたくさん含まれています。
タウリンやDHA、カルシウムなどの成分は、血圧やコレステロールの調整や、脳や目の健康の維持、骨や歯の強化などの効果があります。
黒鯛(チヌ)を食べることで、体にも心にも良い影響を与えることができます。
黒鯛(チヌ)は、美味しい魚です。
ぜひ「黒鯛(チヌ)はまずい」というイメージを払拭して美味しく食べましょう\(^o^)/!
>>お刺身を作る際にあると便利な調理グッズはこちらでチェック↓↓
コメント