みなさんサゴシは好きですか?
筆者は大好きで、お店に並んでいるとついつい買ってしまいます!
サゴシの魅力にまだ気づいていないあなたも、サゴシ愛好家のみなさんも注目です!
柔らかく上品な味わいのサゴシを使った料理を、家庭で気軽に作っちゃいましょう!
新鮮なサゴシの選び方からプロの調理法まで、簡単にマスターできるコツをご紹介します。
刺し身から変わったアレンジレシピ、サイドメニューやドリンクまで、サゴシの可能性を最大限に引き出すアイデアを満載!
この記事を読めば、あなたも自宅で手軽にプロの味を再現できるようになりますよ。
さあ、サゴシ料理で日々の食卓を豊かにしましょう!
ちなみに、筆者がサゴシと同じくらいオススメする魚の調理法を書いた記事もありますので、ぜひ読んでみてくださいね!
サゴシの基本情報と選び方

サゴシは、その独特の味わいと食感で人気のある魚です。サワラの若魚であり、春から夏にかけてたくさん採れるようです!
一方、脂のノッたサゴシは寒い時期(11〜3月)だそうで、旬は冬と言えますね!!
サゴシの魅力はなんといっても、その柔らかくて淡白な肉質にあります。
刺し身や炙りで食べることによって、その魅力を最大限に引き出すことができます。
サゴシってどんな魚?
サゴシは見た目がスマートで、銀色の輝く体が特徴です。
サワラよりも少し小ぶりで、料理法を選ばず幅広いレシピで楽しむことができます。

私的にはサワラよりも好きかも!
家庭で扱うにはサイズも良いと思います!

サワラは1m超えるからね
新鮮なサゴシの見分け方
新鮮なサゴシを選ぶポイントは、目が透明で生き生きとしていること、体表がしっとりしていて銀色が強く輝いていることを確認します。
また、身を押した時に弾力があり、すぐに元の形に戻るものが新鮮です。
サゴシの保存方法と下処理
サゴシを家庭で保存する場合、なるべく早く食べることが推奨されますが、保存する必要がある場合は、内臓を取り除き水洗いした後、水気をしっかりと拭き取り、キッチンペーパーでくるんだ後に、ラップで包んで冷蔵庫で保管しましょう!
内臓と血合いを丁寧に取り除き、しっかりと水分を拭き取りましょう。
これにより、臭みがなく、さっぱりとした味わいのサゴシ料理を楽しむことができます。
サゴシの刺し身の基本とコツ

ちょっと写真はキレイとは言えませんが、味は本物でした。笑
サゴシの刺し身は、新鮮なサゴシを使うことが最も重要です!
新鮮なサゴシの選び方は前の章で解説しましたが、次に大切なのは、そのサゴシをいかに美味しく捌くかです。
サゴシを自分で捌いて、新鮮な刺し身を作れたら、家族も友達もきっとびっくりするはずです!
彼女や彼氏に披露すれば、、、すぐに結婚へたどり着けるでしょう。笑
刺し身用のサゴシの捌き方
- サゴシを洗う:
- サゴシを冷水でよく洗い、血合いや汚れを取り除きます。
- 頭と内臓を取り除く:
- 基本は頭を左にしてまな板に置きます。
- 胸ビレ(頭のすぐ横)を持ち上げて包丁を入れ、骨に当たるまで切り込みます。
- ひっくり返して、反対側からも骨に当たるまで切り込みます。
- 頭と胴をつなぐ真ん中の太い骨に包丁を入れ、頭を取り除きます。
- 腹側にある肛門から包丁を入れ、皮だけを頭側に向かって切り込みます。
- 内臓を取り出し、太い骨にある血合いに切込みを入れ、歯ブラシ等でキレイに洗い流します。
- キッチンペーパー等でしっかりと水分を取り除きます。
- 3枚におろす:
- 基本は、「腹→背→背→腹」の順に切っていきます。
- 腹側の尻ビレに沿って包丁を入れ、中骨に向かって少しずつ身を開いていきます。
- 背側も背びれに沿って切り開いていきます。
- 中骨まで到達したら、中骨と身を切り離します。
※真ん中の中骨と腹骨部分を切り離す時は硬いので、刃先を少し立てると切りやすいです。 - 反対側も同様に行い、2枚の身を取ります。
- 腹骨をすくうように削ぎ落とし3枚おろしの完成です!
- 皮を引く:
- 尾側の片端を少し切り込み、包丁を斜めにして皮を引きながら身を剥がします。
- 血合いを取り除く:
- おろした身の中央にある血合い(赤い部分)を包丁でそぎ取ります。
- 切り身にする
- お好みの厚さに切り分けます。サゴシの身は繊細なので、包丁を傾けて切ることで美しい断面になります。
注意点!!
- 切り身を作る際は、包丁を鋭角にして身をスライスするようにしましょう。これにより、身が崩れずにきれいな切り身ができます。
- サゴシの身は柔らかいので、扱いには注意してください。
刺し身の味を引き立てるためのポイント
サゴシの刺し身の味を引き立てるためのポイントは、薄くスライスすることです。
薄くスライスすることで、口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。
また、切り方にも工夫を凝らし、身の美しさを最大限に引き出しましょう。
食べる直前に軽く塩を振るか、わさびと醤油で味わうのがおすすめです。
刺し身をより美味しくするための盛り付け方
刺し身の盛り付けは、見た目の美しさが味わいにも影響します。
白い皿に緑の葉物を敷いて、色鮮やかなサゴシの刺し身を並べると、食欲をそそります。
また、季節の花を添えるなど、季節感を出すこともポイントです。

これ不得意だわ〜

お皿に盛り付けてくと、よく空きスペース出来ちゃってるよね
サゴシを使った炙りの魅力と技術

サゴシの炙りは、独特の香ばしさと豊かな味わいが特徴です。
炙ることで、サゴシの脂が溶け出し、一層深い味わいになります。
炙りに適したサゴシの部位
個人的にはサゴシの炙りには、脂のノッたお腹側の部分が特に適していると思います(^o^)♪
炙ることで外はカリッとして中はジューシーな食感になります。
また、サゴシやサワラは、尾側の身が美味しいと言われることがあるようです!
家庭でできる炙り方の基本
- サゴシの柵の準備:
- サゴシを三枚おろしにしたら、皮を取らずにそのまま使います。
皮面を炙ることで、サゴシ独特の香りと食感を楽しむことができます。
- サゴシを三枚おろしにしたら、皮を取らずにそのまま使います。
- 皮面の炙り:
- 家庭用のバーナーを用意しましょう。
サゴシの柵の皮面だけに、均一に火を通すように炙ります。
皮がパリッとしてきたら、程よい焼き加減です。
- 家庭用のバーナーを用意しましょう。
- 火加減のコントロール:
- 炙る際は、火が強すぎると皮が焦げてしまうので注意が必要です。
バーナーを柵から少し離し、焦げ目がつく程度に炙りましょう。
- 炙る際は、火が強すぎると皮が焦げてしまうので注意が必要です。
- 仕上げ:
- 炙ったサゴシの柵は、熱いうちに切り分けて皿に盛りつけます。お好みでレモン汁やおろし生姜、ポン酢でさっぱりといただくのがおすすめです。
バーナーでの炙りは、サゴシの旨味を引き出す最高の方法の一つです。
皮付きの柵を使うことで、皮の食感とともに、ジューシーな身の部分の美味しさをダイレクトに味わえます。

皮と身の間に美味しい脂が潜んでるんだよね!

サワラやサゴシは特に脂が美味いよね
(アタス食ったことないけど)
初めての方でも、この方法で家庭で簡単に本格的なサゴシの炙りを楽しむことができます。
ぜひ、サゴシの新しい魅力を発見してみてくださいね!
炙りサゴシのおすすめ調味料
炙ったサゴシはそのままでも美味しいですが、さらに味わい深くするためには、調味料を工夫すると良いでしょう。
ポン酢やおろしポン酢が相性抜群で、さっぱりとした味わいになります。
また、少しバターを加えてソテーするのもおすすめです。
バターのコクとサゴシの香ばしさが絶妙にマッチします。
サゴシ料理のアレンジとサイドメニュー

サゴシはそのままの刺し身や炙りだけでなく、様々なアレンジを加えることで、より多彩な料理を楽しむことができます。
サゴシを使ったレシピ
サゴシのカルパッチョ
材料(2人分):
- サゴシ 200g
- オリーブオイル 大さじ2
- レモン汁 1個分
- 塩 少々
- 黒こしょう 少々
- パルメザンチーズ(スライス) 適量
- ルッコラやベビーリーフ 適量
- レッドオニオン(薄切り) 適宜
- キャパー 適宜
作り方:
- サゴシの準備: サゴシのフィレは、薄切りにします。
包丁を斜めにして、切るときれいに薄くスライスできますよ。 - 盛り付け: 皿にルッコラやベビーリーフを敷き、その上にサゴシのスライスをきれいに並べます。
レッドオニオンとキャパーも適宜散らします。 - ドレッシングを作る: 小さなボウルにオリーブオイルとレモン汁を入れ、塩と黒こしょうで味を調えます。
よく混ぜ合わせて、サゴシの上から全体にかけます。 - チーズをトッピング: 最後にパルメザンチーズのスライスを上にのせます。
チーズはお好みで量を調節してください。 - 完成: すべての材料を盛り付けたら、冷蔵庫で少しだけ冷やしてから、食べる直前に出します。
これで、サゴシのカルパッチョの完成です!
このカルパッチョは、サゴシの新鮮な味わいと、レモンの酸味、オリーブオイルの風味がとてもよく合います。簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
サゴシのフライ
材料(2人分):
- サゴシ 200g
- 塩 少々
- 黒こしょう 少々
- 小麦粉 適量
- 卵 1個
- パン粉 適量
- 揚げ油 適量
下ごしらえ:
- サゴシを準備: サゴシフィレは、食べやすいサイズに切ります。
その後、塩と黒こしょうで両面を軽く味付けします。 - 衣を準備: 小麦粉、溶き卵、パン粉をそれぞれ別の皿に用意します。
作り方:
- 衣をつける: サゴシにまず小麦粉を薄くまぶし、余分な粉を払います。次に溶き卵にくぐらせ、最後にパン粉をしっかりとまぶします。
- 揚げる: 油を中温(約180℃)に熱し、サゴシを入れてきつね色になるまで揚げます。片面がきれいに色づいたら、反対側も同様に揚げてください。
- 油を切る: 揚がったら、キッチンペーパーを敷いた皿に取り出して油を切ります。
アレンジ:
- レモンを添えたり、タルタルソースやケチャップで食べると美味しいです。
- サラダやスライスした野菜と一緒に盛り付けると、見た目も鮮やかになります。
ポイント:
- 衣をつける前にサゴシの水気をしっかり拭き取ると、衣がよりしっかりとつきます。
- 揚げ油の温度が低すぎると衣が油を吸いすぎてしまうので、適温を保つことが大切です。
サゴシのフライは、サクッとした食感とサゴシの旨味が楽しめる料理です。自分で作ると、その美味しさがさらに格別ですよ。挑戦してみてくださいね。
サゴシ料理に合うサイドメニュー
サゴシ料理に合うサイドメニューは、サゴシのさっぱりとした味わいを引き立てる料理がおすすめです。
ここでは、少し変わったメニューを含め、簡単な作り方もご紹介しますね。
グリーンアスパラのゴママヨ和え
材料:
- グリーンアスパラガス
- マヨネーズ
- すりごま
- 醤油(少々)
作り方:
- アスパラガスを茹でて、食べやすい長さに切ります。
- ボウルにマヨネーズ、すりごま、醤油を混ぜ合わせ、アスパラガスと和えます。
きゅうりとワカメの酢の物
材料:
- きゅうり
- 乾燥ワカメ
- 酢
- 砂糖
- 塩
- 醤油(少々)
作り方:
- きゅうりは薄切りにし、塩を振って水気を出させます。
- ワカメは水で戻し、きゅうりと和えます。
- 酢、砂糖、醤油で調味します。
カリカリ梅と大葉の混ぜご飯
材料:
- ごはん
- 梅干し(カリカリ梅がおすすめ)
- 大葉
- ごま
作り方:
- 梅干しを細かく刻みます。
- 大葉も細かく切ります。
- 炊きたてのごはんに梅干し、大葉、ごまを混ぜ合わせます。
レモン風味のポテトサラダ
材料:
- じゃがいも
- レモンの皮(すりおろし)
- マヨネーズ
- 塩、こしょう
作り方:
- じゃがいもを茹で、マッシュします。
- レモンの皮、マヨネーズ、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせます。
マンゴーとアボカドのサルサ
材料:
- マンゴー
- アボカド
- 玉ねぎ
- トマト
- レモン汁
- 塩、こしょう
作り方:
- マンゴー、アボカド、玉ねぎ、トマトを小さく切ります。
- レモン汁、塩、こしょうで味を調え、材料を混ぜ合わせます。
これらのサイドメニューは、サゴシ料理のさっぱりとした味わいによく合い、食卓を豊かに彩ります。変わり種のメニューを取り入れることで、普段とは違う食事の楽しみ方ができるでしょう。
プロの板前が教える(教わった)、サゴシ料理の極意

サゴシ料理を格上げするためには、素材の良さを最大限に活かし、その特性を理解することが重要です。
以下では、プロの板前から学ぶサゴシ料理の極意を紹介します。
サゴシ料理を格上げる小技
- 味付けのバランス:サゴシの料理においては、味付けのバランスが非常に重要です。
特に刺し身や炙りの場合、薄味で素材の味を生かしつつ、ほんのりとした味付けで深みを出します。
例えば、刺し身には少量の塩とレモン汁を加えるだけで、サゴシの味わいが引き立ちます。 - 食感を生かす切り方:サゴシの切り方一つで食感が大きく変わります。
たとえば、刺し身は薄くスライスすることで口溶けの良さを、炙りは少し厚めに切ることでジューシーさを保つことができます。
切り方によって異なる食感を楽しむことが、サゴシ料理をより美味しくするコツです。
サゴシ料理に挑戦する際の心構え
- 失敗を恐れずに挑戦する:プロの技術を身につけるには、失敗を恐れずに何度も挑戦することが大切です。
特に、魚の捌き方や火の通し方は練習が必要です。
自宅でサゴシ料理に挑戦する際は、失敗を恐れずに試行錯誤することが、上達への近道となります。
まとめ!!

この記事では、サゴシを使った様々な料理方法とプロの技を紹介しました。
刺し身や炙りなどの基本から、オリジナルレシピやサイドメニューのアイデアまで、サゴシ料理を楽しむためのヒントがいっぱいです。
家でプロみたいなサゴシ料理に挑戦して、食事の時間をもっと楽しく豊かにしませんか?
料理のレパートリーを広げ、食べる楽しみを深めるこの機会に、新しい調理法にもチャレンジしてみてください。
サゴシ料理を通じて、日々の生活に小さな幸せを見つけてみましょう。
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